芝田弁理士、特許庁インタビュー受ける

当事務所の芝田美香弁理士のインタビューが、日本特許庁(JPO)から発表された「知財エコシステム活性化のカギとなる女性活躍事例」の中で、知的財産の分野の13人の女性の一人として掲載されました。

知財エコシステム活性化のカギ

報告書のリンクは以下の通りです:
https://www.jpo.go.jp/news/diversity/document/index/gender_di_jirei.pdf

イノベーションの推進には、女性や若者を含め、人材の強みを活かすことが重要といわれています。このような考えの下、知財の分野では、近年、世界的に多様性と包摂性を促進する動きが高まっています。特許庁(JPO)は、この課題の重要性を認識し、様々な背景や価値観をもった一人ひとりが、創造力を発揮したくなる社会を実現するために、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を推進する取組を進めています。2023年には、特許庁内の組織横断的なメンバーから構成される「ダイバーシティ&インクルージョンチーム」を新設されました。「知財エコシステム活性化のカギとなる女性活躍事例」は、そのような活動の成果として発表されました。

イノベーションとダイバーシティ

報告書の要約(https://www.jpo.go.jp/news/diversity/document/index/gender_di_youyaku.pdf)の13ページでは以下のようなことが述べられています:

・顧客の価値観や認識は多様化しているため、ニーズを理解するためにもダイバーシティは非常に重要である。
・世の中のニーズを画一的な目線で見るだけでは持続的な成長ができない。女性含めてダイバーシティを持ち、常に感度を上げていくことを意識しなければならない。
・チームがダイバーシティ豊かな環境になっていると、様々な意見が出てきやすいという点でメリットがあると感じている。もちろん、その反面なかなか自身が理解しにくい場面も出てくる。ただ、それは新たな価値を生み出すためのステップだと思っているので、基本的にはやはりポジティブなことだろうと思っている。
・知財は0から1を創出する部分だけではなく、創出された1を100や200にしていく部分でも真価を発揮すると考えている。創出された1を100や200にしていく際に、多様な視点を持って膨らませていく必要がある。そのため、多様なイノベーションに対応していくためには、多様な人材の視点で、創出されたイノベーションを膨らませていく必要があると考えている。

芝田美香弁理士のインタビュー

芝田美香弁理士は、日本特許庁HPに掲載された、知的財産分野の女性たちの一人としてインタビューされました。芝田弁理士はインタビューに参加し、自身の職業観を含む意見を述べています。インタビューは「知財エコシステム活性化のカギとなる女性活躍事例」の14ページに掲載されています。

インタビューの中で、芝田弁理士は以下のように述べています。

「(質問者)現在の職場環境という点でも多様な人材の多様な働き方が受け入れられやすいということのように感じました――
 (芝田弁理士)その側面はあると思います。当所の特徴として、ワークライフバランスを重視するという文化があり、誰もが自分で勤務時間などもコントロールしながらやりたいことに取り組めている印象です。また、事務所の内外を含めてどんな話でも相談できる環境があることはありがたいと思っています。」

芝田弁理士の専門は化学であり、化学系のクライアントを担当するとともに、彼女は国際商標協会(INTA)などの国際会議にも定期的に参加しています。芝田弁理士のこうした活動は、知的財産分野の発展に貢献するとともに、ジェンダーダイバーシティの推進にも大きな役割を果たしています。

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